すっぴん風に魅せるナチュラルメイクが流行していますが、もちろん、手抜きで軽めに済ませるメイクではありません。
むしろ、緻密に計算されたテクニックを要するのがすっぴん風メイクで、素顔こそが美しい、と思わせたい女心を捉えています。
かつては、朝から素顔を人目にさらすなど、恥ずべきこととされた時代もありました。
化粧が一般庶民の間に浸透したのは、江戸時代になってからのことです。
現代女性のすっぴんに対する意識について、興味深い調査も話題となっています。
独身女性2千人を対象とした調査では、新しい恋人にすっぴんを見せるのに約6割の女性が、少なくとも1ヶ月は待つと回答しています。
素顔を見せる、さらけ出すには時間を必要と感じていることが伺えます。
そんな女心にフィットしたのが、最近のすっぴん風メイクでもあり、完全なるノーメイクではないのが特徴です。
パッと見ただけでは分からない、でもさりげないメイクアップ術が駆使されていますし、コスメも薄付きで、カバー力のある製品がラインナップされています。